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HomebrewのDocker Desktop 4.41.1でのアップグレード失敗を解決した件

今回は小ネタです。 最近のDocker Desktopでいくつか気になる新機能が実装されたので、久しぶりにDocker Desktopを導入しました。 Docker Desktop 4.41.0(190950)を導入した後に数日でパッチリリース4.41.1(191279)がやってきたので、 いつものようにbrew upgrade -gでアップグレードを試していつも通り失敗したので、以前同様のトラブルを解決した時と同じ方法で解決できないか試してみました。 devops-blog.virtualtech.jp 残念ながら、どうやってもダメでした。 % brew uninstall –cask docker % brew install –cask docker ==> Downloading https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/homebrew-cask/08d802bc32187c338 Already downloaded: /Users/ytooyama/Library/Caches/Homebrew/downloads/a3c946e5d8585e3fd2cfe66e6aa7e1441b07e6e212c6f6142eb1447f56a94e2a–docker.rb ==> Downloading https://desktop.docker.com/mac/main/amd64/190950/Docker.dmg Already downloaded: /Users/ytooyama/Library/Caches/Homebrew/downloads/a53ee96c8bfa1d5c79f295058a96fe77b5693de2eee283d4884d6e9ed3d3ce23–Docker.dmg ==> Installing Cask docker ==> Moving App ‘Docker.app’ to ‘/Applications/Docker.app’ ==> Linking Binary ‘docker-compose.zsh-completion’ to ‘/usr/local/share/zsh/site-functions ==> Linking Binary ‘docker-compose.fish-completion’ to ‘/usr/local/share/fish/vendor_compl ==> Unlinking Binary ‘/usr/local/share/fish/vendor_completions.d/docker-compose.fish’ ==> Unlinking Binary ‘/usr/local/share/zsh/site-functions/_docker-compose’ ==> Backing App ‘Docker.app’ up to ‘/usr/local/Caskroom/docker/4.

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SDKMANのバージョン管理について調べてみた

前回の記事でも説明したように、SDKMANはJava自身やJavaベースのSDKのパッケージ管理ツールです。 sdkman.io 私は普段Macのソフトウェア管理にHomebrewを使っており、Homebrewでも対象となるソフトウェアのパッケージ管理はできるのですが、 特定のバージョンのJavaが必要なものの、Homebrewではそのバージョンの利用が厳しかったため、一部についてはHomebrewからこちらに変えました。 その辺は前の記事で書いています。 devops-blog.virtualtech.jp そういえば前の記事では概要やインストール方法までしか書いていなかったのを思い出したため、日頃のメンテナンスはどうするのだろうと思い、調べてみました。 SDKMANのアップグレード SDKMAN自身のアップデートも定期的に必要ですよね。そんな場合もコマンド一個で済むので簡単でした。 % sdk selfupdate Updating SDKMAN… Installing script cli archive… * Downloading… ######################################################################## 100.0% * Checking archive integrity… * Extracting archive… * Copying archive contents… * Cleaning up… Installing native cli archive… * Downloading… ######################################################################## 100.0% * Checking archive integrity… * Extracting archive… * Copying archive contents… * Cleaning up… Updating platform file… Updating config file… sdkman_auto_answer=false sdkman_insecure_ssl=false sdkman_curl_connect_timeout=7 sdkman_curl_max_time=10 sdkman_beta_channel=false sdkman_debug_mode=false sdkman_colour_enable=true sdkman_auto_env=false sdkman_checksum_enable=true sdkman_native_enable=true sdkman_selfupdate_feature=true sdkman_auto_complete=true

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イベントレポート '25/4月開催 とことんDevOps勉強会「もう難しくない!誰でもカンタンDocker入門」

今回のとことんDevOps勉強会は「もう難しくない!誰でもカンタンDocker入門」と題して、日本仮想化技術の田中が講師として登壇しました。 Dockerは、アプリケーションの実行環境をコンテナという単位で手軽に構築・共有できる技術で、開発現場や検証環境、本番環境まで広く活用されています。 今回のセッションでは、「Dockerを使うと何ができるのか」「なぜ便利なのか」といった基本的なポイントから、実際にWebアプリを立ち上げるデモまでを通じて、Dockerの全体像をわかりやすく解説しました。 プログラミング未経験の方や、ITにあまり馴染みのない方にも理解しやすい内容となっており、環境構築の負担を減らす手段としてDockerの魅力を少しでも感じて頂けたら嬉しく思います。 セミナー動画 発表資料 Q&Aまとめ Dockerイメージにソースコードは含まれる?開発環境統一の仕組み Dockerコンテナは本番運用に向いていない?用途の適切な判断 複数人でコンテナを共有するには?サーバー上でのDocker運用の工夫 有料の場合の料金体系 コンテナ環境のアップデート運用はどうする? Dev ContainerとDockerイメージ化の関係:開発からデプロイまでの流れ Dockerは無料版でも十分?開発用途での制限 IaCとDockerが「相性が良い」とされる理由 セミナー動画 www.youtube.com 発表資料 speakerdeck.com Q&Aまとめ Dockerイメージにソースコードは含まれる?開発環境統一の仕組み 質問 Dockerについてよくわかってないのですが、いわゆるDockerImageにアプリケーションのソースコードが入ってる感じでしょうか?そのソースコードは編集したりすることができるから、開発環境を統一できるといった感じでしょうか? 回答 Dockerイメージには、アプリケーションのソースコードを含めることもできますが、それだけではなく、ライブラリ、実行環境など「アプリが動作するために必要なすべて」がパッケージ化されています。 ただし、イメージ自体は基本的に読み取り専用です。開発中にコードを編集したい場合は、ホストマシンのソースコードをコンテナと共有(マウント)して使うのが一般的です。こうすることで、コードの変更がすぐに反映される開発環境を複数人で統一して再現できます。 Dockerコンテナは本番運用に向いていない?用途の適切な判断 質問 Dockerコンテナはあくまで開発や実験用として使用し、継続的に使用するようなサーバーソフトではあまり使うべきではない? 回答 Dockerはもともと開発や検証用途で注目されましたが、現在では本番環境でも広く利用されています。コンテナは軽量で起動が速く、複数のアプリケーションを効率的に管理できるため、マイクロサービス構成やスケーラブルなシステムに適しています。 ただし、本番運用では、Docker単体ではなくKubernetesなどのオーケストレーションツールと組み合わせて、コンテナの監視・再起動・スケーリングなどを行うのが一般的です。適切に管理されていれば、継続的に稼働するサーバーソフトにも十分利用可能です。 複数人でコンテナを共有するには?サーバー上でのDocker運用の工夫 質問 サーバーで複数人でコンテナを共有するような使い方をするにはどうしたらいいですか? 回答 端末に自由にツールをインストールできない場合は、AWSや社内サーバー上にDocker環境を構築し、共通の開発用コンテナを用意する方法が効果的です。各メンバーはサーバー上のコンテナにSSHやVS Code Remoteで接続し、同一の環境で作業が可能になります。環境の統一や構築負担の軽減にもつながります。 有料の場合の料金体系 質問 有料の場合の利用料金は? 回答 Docker自体は基本的に無料で利用できますが、企業などでDocker Desktopを使用する場合には、利用規模に応じた有料プランが必要になる場合があります。詳細な条件やライセンス体系については、公式サイトを参照するのが確実です。 コンテナ環境のアップデート運用はどうする? 質問 コンテナを使った場合、構成されているソフトのアップデートなどはどうやるのが一般的ですか?定期的にコンテナを立ち上げなおす感じですか? 回答 コンテナは不変な環境として扱うため、ソフトウェアをアップデートする際は、Dockerfileを更新して新しいイメージをビルドし、古いコンテナを破棄して新しいものに差し替えるのが一般的です。 手動でも定期的に立ち上げ直す運用は可能ですが、KubernetesやECSなどのクラウドサービスを使えば、ローリングアップデートなどで稼働中のサービスを止めずに順次入れ替える運用もできます。CI/CDと連携することで、より安全かつ効率的なアップデートが可能です。 Dev ContainerとDockerイメージ化の関係:開発からデプロイまでの流れ 質問 開発ではDev Containerを使って、アプリが出来上がってからImage化してデプロイするというのがベストプラクティスということでしょうか?(Docker Hubを使ったことがないので何とも言えないですが、ソースコードの管理はGitHubの方がやりやすいように思えるので聞いてみました) 回答 はい、開発環境にはDev Containerを使い、本番用にはDockerイメージをビルドしてデプロイする、という流れは一般的かつ実践的なアプローチです。 Dev Containerは、VS Code上での統一された開発環境を素早く構築・共有できる仕組みで、本番用のイメージとは分けて扱うのが推奨されます。完成したアプリは、必要な構成を含めたDockerfileを使って本番用イメージをビルドします。 イメージの公開や配布にはDocker Hubを使うこともありますが、ソースコードの管理はGitHub、ビルド後の成果物はDocker HubやGitHub Container Registryなど、用途に応じて使い分けるのが一般的です。 Dockerは無料版でも十分?開発用途での制限 質問

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helmとhelm templateについての気づき 最終回 csplitを使ったマニフェストの分割

次にcsplitを使ったマニフェストの分割について試しました。 普段使いの環境はmacOSなのですが、csplitコマンドがインストールされていました。 どうやらHomebrewを使い始めるときにインストールする、コマンドラインツールに含まれるようです。 ChatGPTさんは次のように実行すればうまくいくと提示してくれました。 csplit -s -z -f manifest_ -b “%03d.yaml” hogehuga-myapp-manifests.yaml ‘/^—$/’ ‘{*}’ ところが実行すると、csplit: illegal option -- zというエラーが表示されます。 それに対して、次のような回答がありました。 ああ、そうなんです!💡 macOS に入っている csplit は BSD版 で、-z オプション(空ファイルを削除)は GNU版のみ対応 なんです。 なので csplit: illegal option – z のエラーが出ちゃいます。 そのあと、解決策として-zオプションを使わない方法と、GNU版 csplitを使う方法が例示されました。 なるべく余計なものをインストールしたくないので、最初の案を採用しました。 csplit -s -f manifest_ -b “%03d.yaml” hogehuga-myapp-manifests.yaml ‘/^—$/’ ‘{*}’ find . -name ‘manifest_*.yaml’ -size 0 -delete ところが、一つ目のコマンドを実行したタイミングでcsplit: illegal option -- bというエラーになりました。 それに対して、次のような回答がありました。 そうなんです、鋭い指摘ありがとうございます!💡 macOS の標準 csplit(= BSD版)は実は かなりオプションが少ない です。 -b(ファイル名の書式指定)も -z(空ファイル削除)も GNU版限定機能なんです。

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helmとhelm templateについての気づき 第二回 yqを使ったマニフェストの分割

さていよいよ本題に入るのですが、この作成されたマニフェストを見てみると、複数のYAML形式で書かれたマニフェストが合体しているようなファイルになっています。 $ helm template mywordpress ./wordpress -f ./values.yaml > mywp-manifests.yaml ものすごく長いファイルになっており、可読性は良くないですよね。 幸いにもこの方法で生成されたマニフェストは---区切りでそれぞれ記述されていますので、この辺りで切り離せば複数のファイルに分割できそうです。 早速ChatGPTやGoogle Geminiにその方法を聞いてみました。 おおよそどちらも同じような回答だったので、以下はChatGPTを使った場合で説明します。 まず、ChatGPTは二つの方法を提示しました。 一つはcsplitを使う方法。Windowsの場合はWSLなどで環境を整える必要はありますが、LinuxやmacOSでは標準で使えるコマンドが用意されています。 もう一つはyqというツールを使う方法があるようです。jqはJsonに使うのに対し、yqはYAMLに使うみたいなものです。 yqは使ったことがなかったので、yqを使って試そうとしました。 ところがうまくいきません。 $ pipx install yq $ yq eval-all ‘splitDoc’ mywp-manifests.yaml \ | awk ‘BEGIN{n=0;}{if(/^—/){n++} print > sprintf(“manifest_%03d.yaml”, n)}’ yq: error: argument files: can’t open ‘splitDoc’: [Errno 2] No such file or directory: ‘splitDoc’ そこで再度ChatGPTに聞いてみると、これを実行するにはyqのバージョン4が必要であることがわかりました。Pythonのyqモジュールはバージョン3の実装のものが提供されるらしく、そちらが必要だと。 https://github.com/mikefarah/yq/ macOSを使っているので、次のようにバージョン3のyqをアンインストールして、バージョン4のyqをインストールしなおしました。 $ pipx install yq $ brew install yq 今度はコマンドが通ったのですが何かがおかしいです。一つのファイルしかつくられないではありませんか。 $ yq eval ‘splitDoc’ mywp-manifests.yaml \ | awk ‘BEGIN{n=0;}{if(/^—/){n++} print > sprintf(“manifest_%03d.

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helmとhelm templateについての気づき 第一回 helmについておさらい

今更な話題ですが、Kubernetesにはhelmという便利なアプリケーションインストーラーがあります。 例えばこのように実行すると、Kubernetesにあらかじめ決められた設定でアプリケーションを展開できます。 $ helm install 例えば次のようにNamespaceを指定してアプリケーションをデプロイできますし、2行目のようにイメージタグを指定してデプロイしたり、設定する項目が多ければファイルに書いた内容でデプロイなんてことができます。Kubernetesでhelmは普通に使われていると思います。 $ helm install test stable/prometheus –namespace helm-test $ helm install –name my-release –namespace helm-test my-chart –set image.tag=v1.0.0 $ helm install -f myvalues.yaml myredis ./redis 便利なHelmですが、Helmにはhelm templateというコマンドがあって、Helm templateでカスタマイズした状態のマニフェストをファイルに出力することができるという機能があります。 言葉では伝わりにくいので実行例を見ながら解説します。 次のコマンドは./myapp-helmというディレクトリーにあるHelm chartにmyapp/values.yamlに書かれている設定に上書きしています。これをリダイレクトしてhogehuga-myapp-manifests.yamlという名前のファイルに書き込んでいます。 $ helm template myapp-helm ./myapp-helm -f myapp/values.yaml > hogehuga-myapp-manifests.yaml ちょっと実践してみましょう。これでwordpressのHelm chartをリポジトリーからダウンロードできます。ファイルはtar.gz形式のアーカイブがダウンロードされます。 $ helm repo add bitnami https://charts.bitnami.com/bitnami $ helm update $ helm pull bitnami/wordpress 展開すると、いくつかのファイルが見つかると思います。 values.yamlがこのchartのデフォルトが書かれているファイルで、これをコピーしてカスタマイズして任意の設定でアプリケーションをデプロイできるのですが、今回はちょっとだけ書き換えてhelm templateコマンドを実行してみましょう。 $ tar -xzvf wordpress-24.2.2.tgz $ ls wordpress Chart.

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Docker DesktopのDocker AI「Gordon」を使う

最近、いろいろなソフトウェアにAI機能が搭載されていますが、Docker Desktopにも実装されていたので触ってみることにしました。 私が触ったのはバージョン4.40.0のDocker Desktopで、このAI機能はベータ機能として利用可能になっています。利用するにはDockerのアカウントがあり、Docker Desktopにログインしている必要があるようです。 インストール直後は機能が有効化されていないので、Docker Desktopを起動したらDocker AIを有効化してください。 これだけで利用可能になります。 Docker AI (Gordon)のバックエンドはDocker社のサーバー上で実行されているようです。Docker Desktopがそのクライアントになる構成で動いていて、一部は外部のAIサーバーを利用して動くため、データのアップロードに関する規約に同意する必要があります。 Docker AIに自由文で質問する Docker AI機能を有効化すると、次のような画面に切り替わります。5つの作業のショートカットのほか、一般的なAIと同様、プロンプトの入力欄が表示されています。ショートカットではDockerfileの最適化、Dockerfileの分析と評価、アプリケーションのDocker化の補助をやってくれます。 プロンプトを入力して、コンテナに関する質問をDocker AIに尋ねて回答してもらうこともできます。 残念だったのは、文字入力にCTK圏独自の文字入力に対する最適化がされていない点は残念でした。 ただ、テキストエディターなどで日本語の質問文で質問を書いてコピペしてみると、日本語で回答してくれました。 質問したこと: DockerでLinuxコンテナでGo言語で作ったアプリケーションを実行したい。main.goだけがある前提で、この後何をすればいいか教えてください。 回答: Go言語で作成したアプリケーションをDockerでLinuxコンテナとして実行するためには、以下の手順を実行します。 Dockerfileの作成: まず、main.goがあるディレクトリにDockerfileを作成します。このファイルには、Goアプリケーションをビルドして実行するための指示が含まれます。 # ベースイメージとして公式のGolangイメージを使用 FROM golang:1.20-alpine AS builder # 作業ディレクトリを設定 WORKDIR /app # アプリケーションのソースコードをコンテナにコピー COPY main.go . # Goアプリケーションをビルド RUN go build -o myapp main.go # 最終的な軽量イメージを作成 FROM alpine:3.17 # ビルドしたバイナリをコピー COPY --from=builder /app/myapp /usr/local/bin/myapp # アプリケーションのポートを公開 EXPOSE 8080 # アプリケーションを実行 CMD [“myapp”] Dockerイメージのビルド: ターミナルで、Dockerfileがあるディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してDockerイメージをビルドします。

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月刊DevOpsニュース4月号

4月に入り新年度がスタートしました。異動や体制の変更などで、慌ただしく慣れない日々を過ごされている方も多いのではないでしょうか。 今月も月が変わりましたので、恒例の月刊DevOpsニュースをお届けします。 クラウド プログラミング 生成AI リリース その他 クラウド 国内のIaaS/PaaSクラウドサービス市場は2024年からの4年で約2倍の4兆4900億円規模に。矢野経済研究所 www.publickey1.jp 大規模分散データベースGoogle Cloud Spannerに階層型ストレージが導入、コールドデータをSSDからHDDに自動移行 www.publickey1.jp プログラミング Java 24正式リリース。HotSpot JVMやガベージコレクタの改善による性能向上、32ビット版Windowsが削除など www.publickey1.jp 生成AI OpenAI、GPT-4oに組み込まれた画像生成機能を提供開始 ——画像内テキストの指定・一貫した画像の複数回出力が可能に gihyo.jp Geminiアプリ⁠⁠、文書作成やコーディングでGeminiとの協同作業を強化するCanvas機能を追加 gihyo.jp AIによるコーディングアシスタント、コーディングエージェント、アプリケーション自動生成サービスまとめ(2025年3月版) www.publickey1.jp Microsoft⁠⁠⁠⁠、CopilotでOpenAIの推論モデルo1の機能を無料提供 gihyo.jp 生成AIが自律的にテストを生成、実行しバグや脆弱性を発見してくれる「Spark」、Code Intelligenceが正式リリース www.publickey1.jp JetBrainsも自律的にコーディングを行うAIエージェント「Junie」を発表 www.publickey1.jp OpenAI⁠⁠、コンパクトな推論モデルOpenAI o3-miniをリリース gihyo.jp リリース Linux 6.14リリース、AMD Ryzen AIのNPUをサポート gihyo.jp その他 マイクロソフト、AIエージェントがセキュリティ対応を自動化。Security Copilotエージェント群を発表 www.publickey1.jp Figmaで作ったデザインが自動的に生成AIでWebアプリに。「Bolt.new」がFigmaインポートに対応 www.publickey1.jp 今日3月31日は「世界バックアップデー」、バックアップとリストアについて見直してみては? www.publickey1.jp OpenStackの開発元がLinux Foundation傘下に。OpenInfra FoundationがLinux Foundationのメンバーファウンデーションとして参加 www.publickey1.jp GIMP 3.0リリース gihyo.jp [source]

月刊VS Code通信(2025/4月号)

今月もVisual Studio Codeの新バージョンがリリースされたので、リリースノートを見ていきましょう。 余談ですが、今月からリリースノートのUIが変わりましたね。 目次 目次 新バージョンのリリース情報 主なリリース 今月のピックアップ おわりに 新バージョンのリリース情報 Visual Studio Codeのバージョン1.99がリリースされました。 主なリリース 変更点 変更内容 Agentモードが安定版VS Codeで利用可能に 設定 chat.agent.enabled でAgentモードを有効化可能に。今後は自動で有効になる予定 AgentモードでMCPサーバーをサポート AIモデルが外部ツールやデータと連携できるMCPサーバーに対応。ファイル操作やDBアクセスなどが可能に エージェントモードに思考ツール追加 モデルがツール呼び出しの間に「考える」プロセスを挟めるように。複雑なタスクでの性能向上に貢献(実験的) エージェントモードにフェッチツール追加 Webページの内容をローカルにキャッシュしてプロンプトに活用可能に。自動選択されるが明示的利用も可能 エージェントモードに使用状況ツール追加 参照・実装・定義の情報を統合的に取得可能。クラスや関数の関係性把握やリファクタリング時に便利 エージェントモードでワークスペース作成機能(実験的) 新しい開発用ワークスペースをエージェントモードで初期化・構成・起動可能に インスタントインデックスによる高速検索 GitHub上の大規模コードベースを即時にインデックス化し、AIによるコード検索を高速化 その他詳しいリリース内容については March 2025 (version 1.99) にアクセスしてください。 今月のピックアップ 『エージェント機能で広がる開発の可能性』 Visual Studio Codeで提供されている「エージェント機能」は、従来のコード補完やチャット型の支援を一歩進めた、新しいAIとの連携スタイルです。この機能を有効にすることで、Copilotが開発環境やプロジェクトの文脈をより深く理解し、さらに高度な支援を行えるようになります。 たとえば、検索やナビゲーションを支援する「使用状況ツール」、外部のWebページから情報を取得できる「フェッチツール」、さらにはタスクの途中で思考のステップを挟む「思考ツール」など、複数のツールが組み込まれています。これらは必要に応じて自動的に呼び出され、ユーザーの作業をサポートします。 加えて、MCP(Model Context Protocol)サーバーを利用することで、AIが外部のツールやデータソースと連携し、より柔軟で文脈に応じた支援が可能になります。さらに、エージェントモードでは新しいワークスペースを自動で構成することもでき、開発の初期設定を手早く行えるのも大きな利点です。 エージェント機能は、単なるAIアシスタントではなく、プロジェクトに深く関与する「共同開発者」としての存在に近づいています。開発の効率化だけでなく、複雑な作業への対応力や発想の支援など、今後の開発スタイルを大きく変える可能性を秘めています。 おわりに 今月のリリースもAI機能が中心となっていましたが、特にエージェント機能の進化を見ると、AIが単なる補助ではなく、開発そのもののスタイルを変えつつあることを実感します。最近のAIとエディタの融合が進む今、開発環境や開発のあり方そのものが、大きな転換期を迎えているのかもしれませんね。 [source]

イベントレポート '25/3月開催 とことんDevOps勉強会「Proxmox VE超入門」

今回のとことんDevOps勉強会は「Proxmox VE超入門」と題して、日本仮想化技術の水野が講師として登壇しました。 Proxmox VE(Virtual Environment)は、オープンソースで提供されている仮想化プラットフォームで、KVMによる仮想マシンとLXCによるコンテナを一元管理できる強力なツールです。サーバー仮想化に興味がある方や、オンプレミス環境での柔軟なインフラ構築を目指すエンジニアにとって、注目度の高い技術と言えるでしょう。 メインセッションでは、Proxmox VEの基本的な概念から、インストール方法、実際の仮想マシンの立ち上げまで、デモを交えながらわかりやすく解説しました。仮想化に初めて触れる方にも理解しやすい内容となっています。見逃した方は、アーカイブ動画や資料も公開しておりますので、ぜひご覧ください。 セミナー動画 発表資料 Q&Aまとめ Web UIの冗長化について インストール時のホスト名の指定について VMとLXCの使い分け、Docker利用時のベストプラクティス ハードウェア要件と異種構成ノードでの運用について 起動できない仮想マシンのディスク拡張について LVM on LVM環境でのディスク拡張の混乱について 異なる世代のホスト間でのライブマイグレーションについて 自宅のProxmox VMに外出先からアクセスする方法について 異なるPCでクラスタを組む場合の注意点について 書籍選びに迷ったときの判断について 複数NICを搭載したVMの優先NIC設定について PVEのアカウント権限に関する分かりやすいドキュメントについて 初期ネットワーク設定時のDNSサーバーの指定について ディスクの割り当てはシンプロビジョニングかどうか LXCコンテナから外部ストレージを参照する方法について 複数ストレージ構成時のインストール先とストレージの扱いについて ProxmoxのWeb UIへ別サブネットからアクセスする方法について おわりに セミナー動画 www.youtube.com 発表資料 speakerdeck.com Q&Aまとめ Web UIの冗長化について 質問 クラスタを組んだ際のWeb UIの冗長化?をどうするか気になってます(Node落とした時に切れないようにしたい) 回答 Proxmox VEでは、どのノードからでも同様の管理操作が可能です。そのため、特定のノードが落ちても、別のノードへアクセスすれば操作を継続できます。 インストール時のホスト名の指定について 質問 インストール時にしていするHostnameはどうするのがいいのでしょう ベストプラクティスがあれば知りたいです 回答 ホスト名に厳密なルールはありませんが、pve1やnode1のようにシンプルな名前で管理しているケースも多く、組織内で分かりやすければ十分です。役割や識別がしやすい命名を心がけると後々の運用が楽になります。 VMとLXCの使い分け、Docker利用時のベストプラクティス 質問 VM/LXCの使い分けと、Proxmox上でDockerを使うときのベストプラクティスみたいなものがあればお伺いしたいです。 回答 VMとLXCの使い分けは、主にカーネルへの依存度で判断します。MySQLやPHPなど、特定のカーネル機能に依存しない構成であれば、軽量なLXCの方が手軽で扱いやすいです。Dockerを使う場合、Proxmox上で直接動かすことはできないため、通常はVMを立て、その中にDocker環境を構築します。LXC上でもNested ContainerとしてDockerを動かすことは可能ですが、対応しているバージョンに制限があるなど注意点もあります。 ハードウェア要件と異種構成ノードでの運用について 質問 ハードウェア要件は仮想が使えるCPUであればいけますかね?ノードもハードウェアバラバラ構成でも行けますか? 回答 仮想化機能(Intel VT-xやAMD-V)に対応していれば基本的に動作可能です。ノードが異なるハードウェア構成でもクラスタは組めますが、CPUの世代や機能が異なると、ライブマイグレーション時に問題が出ることがあります。 起動できない仮想マシンのディスク拡張について 質問 仮想ディスクが容量超えて起動もできなくなった状態でも、仮想ディスクを拡張・割り当てて起動することは可能ですか?拡張したくても起動できない状態でハマってます 回答 ディスクの割り当て方法によりますが、起動不能な状態でもディスクの拡張を行う方法はあります。例えばより大きなディスクを用意した上で、新旧両方のディスクを別の仮想マシンにマウントし、中身をコピーするといった対応もできます。事前にスナップショットを取るなど、安全策も忘れずに。 LVM on LVM環境でのディスク拡張の混乱について 質問

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